炉テクノロジー
Ipsen ではさまざまな設計方針に基づきお客様の仕様に合わせた幅広いプラントを提供しています。
プッシャー炉
このタイプの炉は特に、保護ガス雰囲気中での連続部品処理に適していることが実績から証明されています。 非常に安定した炉床構造は、大重量の搭載物用に設計されています。 オペレータの必要に合わせ、Ipsen では単トラック炉とマルチトラック炉のいずれも提供できます。 マルチトラック設計では、非常に高い生産性フレキシビリティが得られます。
この炉タイプの利点:
- 丈夫なデザインによる高い安全性
- 良好な再循環による、保護雰囲気の非常に均一な分配
- 最高の再現性
- 大量スループットを扱うコスト効率の高いソリューション
ロータリー炉床炉
このタイプの炉は丈夫で、非常に多様な用途に用いられます。 小さいケース深さの炭化と、処理済搭載物の再オーステナイト化だけを行う場合の両方に適した設計となっています。 高スループットのため、同じ部品を大量に熱処理する場合に最適です。 プッシャー炉は手動または自動の搭載・取出しによる独立型装置として使用することができ、また他のプラント装置と接続して使用することもできます。
この炉タイプの利点:
- 高スループット
- 均一な温度分布
- 軽量の搭載トレー
- 均一な雰囲気分配
リング炉
このタイプの炉では、単一ゾーンの熱処理チャンバのほかに、いろいろなプロセス段階を実施するため中間ドアでいくつかのゾーンに分けた設計にすることもできます。 特殊設計により、さまざまなタイプの搭載部品を大量に処理する場合に最適です。 搭載・取出しは通常、自動となります。これは、高スループットであるこれらの炉はふつう、上流と下流にあるプラント設備に接続されているためです。
この炉タイプの利点:
- 個々の熱処理ゾーンの正確なコントロール
- 炉床表面が小さい
- 炉床への機械的荷重が非常に小さい
- 軽量の搭載トレー
- スロット型ドアから個々の搭載部品を取り出すことが可能
ローラー炉床炉
この炉は、炉床に沿って搭載物を移送するため別々に駆動するローラーがあり、コイン程度の小ささまであらゆるサイズの部品のバッチ搭載と単独搭載に使用できます。 このローラーは、炉内での搭載物速度を早くしたり遅くしたりするよう制御することができます。
管理雰囲気中の加熱処理に用いられる従来の炉とは異なり、Ipsen では全く新しい、非常にフレキシブルなローラー炉床炉である mult-i-line® テクノロジーをお届けしています。 モジュール設計により、AvaC® や Pronox® など、もっとも幅広く多様なプロセスを使用することができます。
この炉タイプの利点:
- さまざまな熱処理プロセスに最適
- 非常に均一な熱分配
- 幅広くさまざまな冷却媒体が使用可能
- モジュール設計 (mult-i-line®)
ベルト炉
バルク製品や大量の小型部品などで望まれる均質性という点で、最高の品質要求を満たすため、Ipsen では新しいベルト炉を開発しました。 この炉設計の特徴としては、高品質で非常にエネルギーコストが低く、優れて再現性の高い熱処理が挙げられます。
その他の利点:
- 独立した制御ゾーン
- ガイドマッフルと優れたクロス再循環
- 炉前兆にわたる駆動ローラーにより、ベルト寿命が長い

